【Vol.17】行政とIT

9月にデジタル庁が発足、国を挙げたデジタル化の一大プロジェクトが始動しました。
デジタル庁の掲げる目標は「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」、すべての人がデジタル化の恩恵を受けることのできる社会の実現を目指し、先進技術を活用した様々な実証実験が進められています。

萩市では、特別定額給付金や、児童手当現況届に関するオンライン申請の受け付けや、市税や保険料等のスマートフォンを使ったバーコード決済等、市民の皆さまの利便性向上や、市職員が行うパソコン入力などの定型業務を、ソフトウェアロボットに代行作業してもらう「RPA」という技術を導入し、人間でなければ出来ない住民サービスに人的資源を注力させるなど、積極的に活用をすすめています。

その一方で、デジタルツールに慣れておらず、効果的に使えない方もいらっしゃるかと思います。そこで今年度、社会福祉協議会との連携により、身近なデジタルツールであるスマホの活用講座を各地域で開催し、多くの方にデジタル活用の利便性を実感いただきました。

今後も、デジタル技術やデータの活用により、新たな価値を生み出し、行政・地域社会の仕組みやあり方を変革させる「DX」をより一層推進し、便利で豊かな、幸せを実感できるまちづくりを進めてまいります。

問合せ>DX推進室 0838-21-5477