【山口県萩市】サテライトオフィス実証実験レポート
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 そんな歴史と山里の情緒あふれる明木地区にも、萩市の農村型光ケーブルが敷設されており、通信速度は、理論値で100Mbps。業務を行うのには十分な環境が整備されていました。 私たちは、日頃から、オンライン会議システム「Skype for  Business」を活用して、東京の本社や各地のサテライトオフィス、在宅勤務者が常に繋がることができるワークスタイルを構築しています。常時接続することで、モニター越しに相手の様子を伺ったり、気軽に会話をしたりすることができ、遠く離れていながらも、まるで同じオフィスの中で仕事をしているかのような環境を作ることができているのです。もちろん、中谷邸でも同様の環境を作りました。中谷邸のオフィス環境 業務については、日頃、各々が仕事している環境とほぼ変わらない効率で作業をすることができました。本社や各地のサテライトオフィスはもちろん、お客様とつないで会話をしたり、サーバーにアクセスして作業をしたりしても何の支障もなく、スムーズに通常業務を行うことができ、萩市でもサテライトオフィスとしての機能を十分に果たせることを実証することができたと考えています。ツール これまでの在宅勤務やサテライトオフィスの運営実績から、私たちは、パソコンとインターネットさえあれば、場所を選ばずに仕事ができると考えています。日頃から、在宅勤務や遠隔地業務が行えるように、社員には、ノートパソコンが支給されており、今回も、個人で持ち込んだものは、基本的に、このノートパソコンのみ。非常にコンパクトな装備で業務が可能となっています。しかし、東京と同じオフィス環境を整えるためには、他にも装備が必要となります。今回、業務面で準備した備品は以下のものです。モニター、ノートパソコン(オンライン会議システム接続用)、スピーカー、Webカメラ、ケーブル類、電源タップ※スクリーン、プロジェクター、テーブル、椅子はお借りしました。 萩市役所や地元企業のご協力でお借りできた備品もあったことから、今回は、大きめの段ボール4箱分に収まる程度でサテライトオフィスの運営を行うことができました。6

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